安全の要、電源や踏切をはじめとした保安装置を点検する電気区
飯坂線の安全の要となる信号、踏切などの安全を守るための保安装置や、変電所、架線などの電車を動かすための電源施設の保守・点検を行なっています。
点検項目のすべてが電車の安全に密接な関係があり、異常や故障は事故に直結します。
特に飯坂線には踏切が70カ所あり、そのうち44ヶ所に警報機・遮断機が設置されています。そのすべてに異常が発生しないようメンテナンスをしています。
GOOD TRAIN
飯坂線の安全の要となる信号、踏切などの安全を守るための保安装置や、変電所、架線などの電車を動かすための電源施設の保守・点検を行なっています。
点検項目のすべてが電車の安全に密接な関係があり、異常や故障は事故に直結します。
特に飯坂線には踏切が70カ所あり、そのうち44ヶ所に警報機・遮断機が設置されています。そのすべてに異常が発生しないようメンテナンスをしています。
電気担当は現在6名おり全員が電気工事士二種の資格を取得し、電気設備全般を担っています。主な仕事は、電車を動かすための架線や踏切、遮断機等の点検整備とその更新作業で外での作業がほとんどです。いい電は運休しないというイメージがあると思いますが、どんな天候であっても安全に運行ができるよう、毎日始発前までに全線の点検整備を行っています。
降雪時の各ホームの除雪や強風時等での踏切設備の安全確認にも努めています。踏切の遮断機等は皆様の命を守るための重要な機器だけに、調整の訓練または踏切制御装置の回路を自分で組み立ててみたりと勉強を重ねています。
作業中には線路内のトラフ(ケーブルが入っている物)を開けたらネズミが出てきたり、ケーブルだと思ったらヘビだったりと予想外のハプニングも起きたりします。
最も大変な作業は踏切の更新で、時には土台を掘削して土台ごと交換するので手間が掛かりますが、完了後の達成感や沿線付近の住民の方から励ましのお言葉を頂いたりすると嬉しくなります。いい電の良いところは地域密着の交通機関だと言えることです。
いい電は「運休しない電車」と都市伝説のように言われています。事実、多少の積雪では運休する事はなく、東日本大震災でも2日後には運転を再開しました。
そのためか沿線の皆様からは「運休しない電車」と語り継がれています。
雪の日には、夜中の3時に社員に電話がいき午前4時から除雪作業をして電車を走らせます。また日々徹底したの安全点検によって、機器の不具合による運休等を無くす努力をしています。
「運休しない電車」そう言っていただける事は、私たちの誇りでもあり、これからもそう言われ続けられるように頑張ります。